top of page

2022年 年間主題聖句 ローマの信徒への手紙5:3b-5

2022年が始まり、あっという間に一か月が経ちました。

コロナによる生活の制限は依然あり、欧州の冬の気候も相まってなかなか気分は晴れませんが、気づけば午後6時を過ぎても外が明るく、春が着実に近づいていることを実感します。


1月23日の礼拝後の話し合いで、今年の主題聖句が決定しました。既にWebsiteにも掲載している通り、「ローマの信徒への手紙5:3b-5」をこの一年の信仰生活の拠り所としていくことになりました。


わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。


コロナの世界的な蔓延、いつ終わるとも知れない無牧の期間、集会所に関する課題…日常生活においても信仰生活においても、苦悩する日々が続く中、この御言葉は、その苦難が、約束された希望へと続いていることを教えてくれます。

そして、その約束が不確かなものではなく、神の愛による、決して欺くことのないものであると力強く告げています。


2月6日の礼拝の説教箇所であったヤコブの手紙1の1章2-8節にも同様のみ言葉があります。試練をこの上ない喜びと思うように。なぜなら、信仰が試されることで忍耐が生まれるから。神を疑わず、信仰を持って願うことで、欠けているもの与えられる、と。そしてそうして、神の御心に適う人となれる、と。



主題聖句を考えるにあたり相談に乗ってくださった森里先生からは、他に二か所、候補を挙げて頂きました。どちらも不安の中にあって信仰を守っていく私たちの道しるべとなるような強い御言葉ですので、是非個々人の祈りの際に覚えておいてほしいと思います。


テモテへの手紙二 2:8 「ダビデの子孫として生れ、死人のうちからよみがえった

イエス・キリストを、いつも思っていなさい。これがわたしの福音である。(口語

訳)


詩編37:23-24「主は人の一歩一歩を定め/御旨にかなう道を備えてくださる。

人は倒れても、打ち捨てられるのではない。主がその手をとらえていてくださ

る。」


パワーズのあの有名な「あしあと」の詩も思い出しますが、話が長くなるのでこちらについては後日改めて触れたいと思います。



苦難の続くブリュッセル教会ですが、今月から場所が与えられ、集会を再開することができました。苦難が苦難で終わることはなく、必ず救いが与えられることを、このように実感できる喜びを噛みしめたいと思います。

閲覧数:27回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page